2017.01.18
推薦入試の準備でひと工夫してみよう!
沖縄にも本格的な冷え込みがおとずれると、八重岳の桜とともに、県立高校の推薦入試の時期になります。
志願する全てのみなさんが当然、「推薦試験で合格したい!」と思っています。推薦試験本番に向けて合格ための面接練習が盛んにおこなわれています。そこでたくさんのライバルたちから一歩向き出て、その先にある合格をつかみ取る面接対策について考えてみました。
中学校の先生からもらった面接対策プリントには、必ず聞かれる質問や先輩方が聞かれた質問例が出ていますね。一問に一答しながら、自分なりの返答を準備している生徒がいたら、もっと面接点をアップできそうです。
合格へ向けたポイントは、志望校の高校の先生の立場に立って考えてみることです。開邦高校の先生であれば、将来多くの人々の役に立つために、自分から率先して難しい勉強に挑戦していくことを楽しんでいる位の生徒を入学させたいと思うでしょう。首里高校や那覇高校の先生であれば、学校の長い伝統に共感するとともに、多くの友人とともに勉強と部活動や生徒会活動とに切磋琢磨できる元気な生徒に来てほしいと思うでしょう。那覇西高校体育科の先生なら、高い競技能力・運動能力とともに顕著な成績が高校でも期待できる生徒を期待するでしょう。高校の先生がどのような生徒像を待ち望んでいるかを知っていれば、例え今はできていなくても、それに向かって各学年で具体的に何をしていくかの計画を立てて、面接で伝えることはできまそうですね。
特に推薦の特別枠については、沖縄県教育委員会のHPでも掲載されていますので、参考にしてください。(http://www.pref.okinawa.jp/edu/kenritsu/nyushi/ko/documents/h29motomeruseitozouitiran.pdf)
しかしどの高校にもいえることは、在学中だけでなく卒業後も各方面で出身高校のOB・OGとして継続的に活躍してほしいということです。「へぇ~、あの人、○○高校出身なんだぁ!」となって欲しいということです。大学・専門学校や社会に出ても、「夢や目的に向かって努力して輝いている生徒」なら、高校生活においても他の多くの生徒に模範的な影響を与えてくれると期待するのです。
目標に向かって継続して切磋琢磨するためには、「自分の夢」の追求だけでなく、「社会で困っている多くの人々の役に立つこと」をしたいと思うことです。自分の頑張りにより、たくさんの人たちから「ありがとう」の言葉が返ってくる・・・それが「自分の夢」と重なるのであれば、高校の先生としても期待せずにはいられません。
推薦入試を受けるということは、みなさんの将来に対する期待が、中学校の校長先生からも向けられていることを意味しています。本番の面接までまだ少し時間があります。合格に近づくためだけでなく、今回の推薦入試を通じて、自分の将来について今一度じっくりと考えてみましょう。そうすることができれば、勉強へのモチベーションアップはもちろん、例え推薦入試がうまくいかなくても、一般入試で必ず成果が出せることでしょう。
ではでは、少し長くなりましたが、参考になれば幸いです。
受験生の皆さん、頑張ってください!